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読書の冬

みなさま こんばんは。

今週は東京にしては珍しく、雪に包まれた世界がひろがりましたね。

寒いさむいと言いながらも、しんしんと降り続ける雪は

美しく、一晩で雪に覆われた景色はなんとも言い難いものですね。自宅はマンションの6Fなので、目の前に広がる学校の真っ白なグラウンドは、なんとも贅沢な風景でした。

 

雪といえば 20年も前の話ですが、沖縄出身の友達が

東京でみれた雪を喜んでくれたことや、成人式の大雪のことなんかを思い出したりしていました。

 

普段はあまりご縁のない雪かきですが、今年はSajiのお店の前の雪かきをしたり、また新たな雪の思い出が。雪って結構重いのですね。腕力はあるほうだと思うのですが、翌日には筋肉痛が起きてしまいました( ゚Д゚) 

 

さてさて、今年は読書を少しは再開したいと思い、今月読んだ本をUPしてみました。

 

*騎士団長殺し / 遅ればせながら、村上 春樹さんの最新作にやっと昨年末から手を伸ばすことができました。うまく言えなかったけど、こういうことが言いたかったの!!と思わせてくれる言葉、表現の数々。それから、あの時のあの人ってこういう気持ちだったんだろうななんて、身近なあれこれに結びついたり。他人事とは思えないような小説の世界を楽しむことができました。

(もちろん、状況はかけ離れていますが!予測の範囲で)

 

*内臓を強くする整体法 / ヨガのクラスをやっていた時によく読んでいたものを再読。「目覚めたとき、すでに疲れている」とか、「便利な世の中になるほど低下する自然治癒力を取り戻す努力が必要」とか、はっとさせられるフレーズがたくさん。

内臓や骨格についてもわかりやすく解説されています。

 

*父・こんなこと/ 幸田 露伴氏の次女として生まれ、ご自身も文学の道を歩かれた幸田 文さんの作品。高名で、大変厳格であられたお父様との晩年を描いた作品。ちょうど私も亡父の誕生月だったので興味を持ち手にしましたが 昔の人って、すごいなぁ。と改めて考えさせられました。厳しい所もあったけれど本当に優しかった祖母の生きた時代に思いをはせたり。そして日本語の美しさや幸田 文さんの感性の鋭さに引き込まれます。

 

ちなみに新年最初に観た映画は

「わたしを離さないで」「日の名残り」共に昨年ノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロ氏の原作です。

どちらもとても考えさせられるテーマですが、またしばらくしてみてみたいと思う映画でした。

日の名残り、アンソニー・ホプキンスさんの演技は最高です!

 

以上、1月のわたし時間でした。ずどーんと読み応え、見応えありました!!