仲間との再会とその活動に刺激を受けて

みなさまこんばんは。

 

突然ですが長野県の安曇野市にある、穂高養生園という施設をご存知でしょうか?

まだ日本には少ない、リトリート施設の先駆的なお宿で、豊かな自然の中、からだの声を聴き自然治癒力を高めようというコンセプトのもと、様々な方が憩いに訪れ、美味しい玄米菜食のごはんに美味しい空気、自然の美しさに触れることのできる、とても素敵な宿です。

主催の福田さんはじめ、全国( 時には海外 )からのスタッフもとても面白くて、一生懸命で、まさに大人の学校、もしくは長い合宿のような、、前置き長くなりましたが、とにかく私は今からおよそ10年ほど前に、ヨガの担当として一時お世話になっていました。

養生園のお話しはとても長くなるのでまたの機会にさせていただくとして、今日はその時に出会った大事な仲間のひとり、山越典子さんについてお話したいと思います。

 

 人を喜ばせることとお料理とお裁縫が得意で、宿でも素敵な刺繍がスリッパに施されていたり、ワークショップの冊子のイラストを描いたり、スタK (*スタッフの賄い用キッチンのこと。)をおいしいごはんと話題で盛り上げてくれたり。そこにはいつも山越さんの気持ちがぎゅっと詰まっていたのでした。

元々手づくりが大好きで、調味料から洋服から、ご自身の結婚式(衣装やお料理、会場の設営も!)までつくってしまうのです。

 

そんな彼女は養生園を出られてから、

2012年頃から同じく長野県内の茅野に移り、玄米菜食のお店「おいしい家」を一人で切り盛りされていました。

私も雪がのこる季節に伺いましたが、手入れの行き届いた古民家でいただいたお膳の揚げたてがんものあんかけは本当に美味しくて、何年たっても忘れないくらいです。口コミで人気がひろがり、忙しくされていましたが出産のため一時休業。

 

ああ、また山越さんの美味しいごはんが食べられる機会はないかなあと思っていましたら、

現在は大工のご主人とともに「くらしまわり」として活動されていて、 

お料理のイベント出店やケータリングのほかに、おうちの設計までも行っているそう。

↑トップ写真の玄米、そば粉を使用したホットケーキミックスも、つくっておられます。

現在の活動拠点は茅野や松本だそうです。( 是非東京近郊でも出店してほしい!! )

 

そして、夢の「藤森旅館」をつくるために、1歩1歩すすまれているようです。

敬愛して止まない建築家さんにお願いして、お宿をつくるのが

彼女の目標なのです。

 

仲間や新しくやってくるスタッフさんに高温で語る山越さんは

いつもきらきら輝いていました。

そして、その夢を現実のものとする為に、ずーっと歩みを続けている久しぶりに会う山越さんは、

やはりきらきら輝いていました。今度はひとりではなく、家族とともに。

 

藤森旅館てなーに?と興味を持たれた方は、

山越さんのコラム、http://8mot.com/category_writer/yamakoshi/

↑のハチモットという八ヶ岳あれこれのページを覗いてみてください。

息子くんとのお料理動画など、

見ているだけで気持ちがすこしほぐれてしまう、癒し効果あり( *´艸`)です。

 

これからの仲間の進化に期待を膨らませつつ、

改めて刺激を受けた私も一歩一歩進もうと思う

今日この頃でした。

 

 

 Saji  高野